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シングルマザーでも自分の好きな人生諦めない!

「稼ぐ」より「増やす」、「貯める」より「使う」に意識を向けることでお金持ちに近づくことを教えてくれた本

こんにちは! ひなです!

 

私が衝撃を受けた初めての自己啓発系・お金についての本のご紹介です!

「稼ぐ」より「増やす」、「貯める」より「使う」に意識を向けることでお金持ちに近づくということを教えてくれたました。

 

その本は王様文庫出版、トニー野中さんの『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』です。

 

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トニー野中『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』(2013)王様文庫

トニー野中さんはITバブルのなか数々の事業を成功させた後、ビジネスに失敗して一文無しになったにもかかわらず、今では計5社の企業経営の傍ら、「成幸者研究家」として執筆活動を行ない、セミナーや講演活動ほか、プライベート・コンサルティングを行っているとてもすごい方です。

 

「幸せな成功者になるために大切なこと」が私のような一般人にもわかりやすく書いてあり、

ずっと付き合ってきたはずなのに全く知らなかった「お金」の正体に気づかされました。

お金持ちになりたいと思っている人はもちろん「お金欲しいなぁ」と思っているけど「お金」について深く考えたことがない方々に、とてもオススメの本です!

 

初めてこの類の本を読んだからと言うこともありますが、最初から最後まで心をつかまれっぱなしでした。

”お金持ちになれない理由は、目的(ゴール)も使い道もはっきりさせないまま「お金持ちになれば幸福になれる」と大金を手にすることばかり考えているから”

ということにまず納得。

 

当時の旦那がまさにお金を稼ぐのがとにかく好きで、目標額を決めてとにかく働き稼ぎ、自分の時間も健康も家族も何も気にしない人でした。

それに違和感を持ちながらも、それを否定するほどの頭はなくて、この本を読んで今まで自分が違和感を抱いていた正体を知り深く納得しました。

 

この本に書いてある”不幸な成功者”そのもので、”1000万円の年収を手にすると次は5000万円の生活にあこがれて死に物狂いで働き、それを達成すると次は1億を目指す”様な人でした。

実際の年収は1000万円にも遠く及びませんし「成功者」の分類にも入りませんが。

あくまでお金は目標達成のためのツールで、幸せな成功者は目的をってお金を使うということ、健康や家族省みずに時間をかけて働いてお金を稼ぐことは全く意味がないことを実感しました。

 

タイトルにもしている”「稼ぐ・貯める」から「使う・増やす」に意識を向ける”ことも、お金が必要であれば仕事を増やして働いて、必死で貯めてきた私にとっては新鮮でした。

これは今お金に困っている人ではなく、ある程度お金がある人に向けてのメッセージなんでしょうけど、本の中でも例にあがっている「宝くじが4億円当たったらどうするか」で考えてみてください。

私はまずローンを返済して、自分の住む家もしくはマンションを買って、可愛い家具をそろえて、、と考えてしまいますが、こういう人は一生涯「お金がどれくらい減ったか」を気にすることになる”4億円の器がない”ということなんだそうです。

器が小さければどんなに大金が手に入っても手元にとどまらず、零れ落ちていく。

4億円の器がある人は、その4億円を元に何かを始めたりどうやって増やすかを考えるのだそうです。すごいなぁ。

 

そして、常識を覆されたのは、

”就職するまでは親にぶら下がり、その先は会社が支給する給与にぶら下がり、定年退職したら国家が支給する年金にぶらさがる”というフレーズ。

これが日本人の王道で、いわゆる勝ち組と言ってもおかしくないような人生だと思っていたし、多くの人がそんな道を歩むのではないかと思います。

でも経済の自由を手に入れて幸せな成功者になるためには”自分の収入額は自分で決める”、”時間の切り売りはしない”という言葉に今まで信じてきたもの、家庭や学校で教わったこととはまるで異なる考えに雷に打たれたような感覚になりました。

 

祖父母の代から公務員家系の我が家ではちょっと話しづらいですが、留学や海外移住などで定職についてこなかった私としては、とても励まされたものです。

王道の道では安定はしても大きく成功することは難しいということでしょうね。

ある程度きちんとした職に就かれていて仕事に満足している方は、わざわざ危ない道を通らずとも上手に幸せに生活していけばいいと思います。

でももし今の仕事や収入に満足できずに悩んでいるのであれば、勇気を出して経済の自由を手に入れるため一歩踏み出すことも視野に入れたいところですね。

 

と、他にもご紹介したい内容は盛りだくさん!なのですが、この辺にしておきます。

 

世界の大富豪の話なんて私には縁のない話だと思いましたが、まずお金や仕事に関する固定観念を振り払ってくれて、自分の人生について考え直すきっかけを与えてくれる本でした。

 

もっと多くの人に知ってもらいたい、働くことについて改めて考えてもらいたいと思いました。

 

最初に本を読んで5年程たちますが改めて、一番にオススメさせていただきたい1冊です。

 

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