こんにちは、ひなです!
前回、前々回と続き、トニー野中さんの世界の大富豪2000人が教えてくれたシリーズに心惹かれた私ですが、次に手に取ったのがこちら『日本一の大投資家から教わった人生でもっとも大切なこと』(フォレスト出版)です。
著者はネットライフのパイオニアと呼ばれ、”「お客様から愛されながら会社を発展させる」ことだけでなく「忙しい経営者がどうやって自由なプライベートの時間を確保し家族と楽しめるか」という自由なライフスタイル”を、講演やブログ、公式ホームページなどで配信している本田晃一さん。
日本一の大投資家、竹田和平さんの後継者の一人でいらっしゃり多くの旦那(与えられる人)を育てることを夢に活動されている。
この本を手に取った日からこの本は私の人生のバイブルになるのですが、実はこの記事を書くまで著者の本田晃一さんのことは全く知りませんでした。
本を紹介するに当たり、本田晃一さんとはどんな方だろうと調べてみてたどり着いた公式サイトをぱっと見て、私の目指すべきものはコレだ!!と感動しました。
https://ameblo.jp/hondakochan/
お会いしたい。いつかお会いできるように頑張ろう。
私の人生のバイブルとなっている本なので、熱が入りすぎてしまうかもしれませんが、できるだけ客観的にご紹介できればと思います。
こちらの本は日本一の大投資家・竹田和平さんの教え・言葉をわかりやすく説いており、竹田さんの親しみやすい名古屋弁をそのまま載せられていることもなんだか心に残る理由のひとつだと思います。
キレイごとのように聞こえるけれど、”お天道様の下を愉快に笑いながら堂々と歩きたいだけ”という竹田さんの言葉に、なんとなくスッと胸に落ちていきました。
「お金持ちになるには」「成功するためには」というよりは「幸せに生きるには」ということが書かれており、企業家や野心家の方でなくてもより身近に感じられる人が多いと思います。
働くために生きているような生活をしている方、人生に疲れてしまった方、今の自分に納得できていない方、何のために働いているのかわからなくなってきた方、何かを始めたいと思っている方、自分らしく生きたいと思っている方、会社にコマのように使われ続けることに疑問を持っている方などにオススメしたい本です。
まず、私を励ましてくれた言葉が”人は長所で尊敬され、短所で愛される”というフレーズです。
どんな人にも長所と短所があることは周知の事実ですが、長所で短所をカバーする、長所を伸ばすことにフォーカスしている人は多いと思います。
ここではむしろ長所だけしかない(見えない)人は尊敬はされても愛されない。ちょっと抜けているところやうまくできないところがあるから、周りも協力してくれるし「自分にもこの人にしてあげられることがある」と近づいてきてくれる。
そういわれてみればそうかも。
短所で愛される、というのは私の心の支えで、好きな言葉の一つになりました。
次に、”幸せになるには、お金に対するイメージ、お金を稼ぐときの感情が大切”という言葉。
生きていくにあたり、働くことやお金のお話を避けて通ることは出来ませんが、お金に対してどんな感情をもつかということはとても大切なんだそうです。
人はその人が持つお金のイメージどおりにお金と接するので、汚いものだと思えば汚いものになる。失ってしまうものだと思えば失ってしまう。ストレスを感じながら稼ぐとストレスとともに使う。
仕事の中でわくわくしながらやりがいを持って周りの人を幸せにすれば、幸せな気持ちでお金を使うことが出来る。周りを幸せにすればお金は自然と集まる。
私はお金は大変な思いをして稼ぐもので、だからこそ大切に使わなければならないと思っていました。同じように考えている人は多いと思いますし、それも事実だと思います。
でも仕事を楽しみ、誰かのためになっていることを実感しながら働いて、誰かのためにお金を使う機会を増やしていけば豊かな気持ちに慣れるのかなと思います。
雇われて働いている人は、自分が今担っている社会的役割を深く考えずただ毎日決められた仕事をこなす人も多いと思います。そんな人に送りたいのが本書に記されている竹田さんのお言葉
”仕事というのは本来尊いものがね。世のため人のためになってるよね。赤字になるのは、何のためにという同期を忘れてしまうからだよね。会社が何のために存在しているのかを思い出したら、たちまち黒字だがね。”
あぁ、なんとなく働いていたな。と考えさせられました。
自分の働く会社が今までどんなことをしてきたのか、どこに向かっているのかをしっかり認識することは、モチベーションを挙げて楽しく働くためには大切ですね。
そして私が一番印象を受けたフレーズが”「いかに稼ぐか」ではなく「いかに与えるか」を常に考える”ということです。
これはトニー野中さんの『世界の大富豪2000人がこっそり教えてくれたこと』にも同じようなことが書かれていて、ブログのタイトルにもしたフレーズなのですが、この本ではまた少し理解が深まりました。
与えれば与えるほど返ってくるという理屈で、自分のためだけにお金を使い、貯めるより、誰かのために使ったり、募金したりするのがいいのだそうです。
これを無意識に出来るようになれば執着が減り、幸せに成功するためにとても重要なのだそうです。
これはあまり尊敬できることのなかった元旦那の数少ない尊敬する部分だったのですが、彼はとにかく人に何かをしてあげることが好きでした。その人との親しさに関わらず、ご飯をおごってあげたり、誕生日と聞いては度を越えたサプライズを用意したり、人を家に呼んではご飯を振舞ったり(振舞うのは私でしたが)、とにかく人を喜ばせるのが好きでした。
ケチな私には理解できないところでもありましたが、きっと彼はこういうマインドを持っていたんだなと思いました。
「これくらいでいいか」と考えがちな私と違い、「こうしたらもっと喜ぶ」とか「こういうことも出来る」と考えられるところから私も学ぶことが出来ましたし、尊敬できました。
彼の場合はそれが自分の身の丈に合わない範囲まで及び、逆に「生活費」「食費」「家賃」などが嫌いでおろそかになったため、そこをバランスよくできるようになると良かったのでしょうね。
あと、周りもそうであるべき、と期待するのもよくないです。
見返りを求めず与えられるようになるのは簡単なことではありませんが、いろんな人から学びを得ながら私も自分なりに消化・吸収し実践していきたいと思います。
最後に、竹田和平さんの言葉として書かれている言葉をそのまま、私もみなさんにお伝えして終わりにしたいと思います。
”天というのは必ずその人が輝ける場所を用意している。あんまり苦しんどったら、そこは案外適所じゃないかもしれないよ。適所におったら嬉しくて嬉しくて輝いて気が出る。気が出れば成功する。”
この本を成人式ですべての新成人に配るようにしたらいい、本気でそう思います。
結局全然客観的に書けませんでした。。。
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