こんにちは!ひなです。
今回は離婚直前にオーストラリアでワンオペをしていたころの生活を思い出して、これから日本・海外問わずワンオペを頑張る人、これから様々な事情でワンオペになりそうな人の参考になればいいなと思います。
- ワンオペをしていた理由
- 0歳児ワンオペ生活
- 完全ワンオペをしていたときは大変ながらも充実していました。
- くたくたでも自分のペースで出来るのは気楽
- シングルマザーのワンオペ・自立生活はいいことも多い
- ワンオペで頑張る全ての人に
ワンオペをしていた理由
出産直後からたまたま仕事が忙しくなった(らしい)元旦那が平日は深夜帰宅になり、土日も朝から19時くらいまでになりました。しかも週2,3日のペースで泊まりでした。
もともと自営業なので仕事で休みは月1日もない人でしたが、それでも昔は泊まりなんて一切なかったし、深夜帰宅が続くこともなかったんですけどね。
そんな感じなので家にいるときは疲れて寝ているかパソコンをしているかで、子どもにも関心がありませんでした。
なので私は生まれたばかりの我が子を抱え完全ワンオペに励むこととなりました。
0歳児ワンオペ生活
書くまでもなく、ワンオペは大変ですよね。経験者はもちろん、経験したことない人にも想像に難くないと思います。完璧主義はNG。だいたいで良いと思っておかないと病みますよ。
家事はどうしていた?
私はルーティンなど全然気にしていなかったので、子どもの気の赴くままに付き合ってあげていました。月齢の低いときは特に家事はやっつけでやっていて、家事は夜完全に寝てからまとめてしていました。洗濯は2,3日に1回でしたし、掃除は子どもがご機嫌に一人遊びをしている時に出来るときだけしていました。掃除機も週1くらいしかできてなかったです。
買い物は?
車がなかったので、トラム(路面電車)で子どもをつれて行くことが多かったです。基本はベビーカーでしたが、抱っこ紐で行くときもありました。あまり荷物が増えると大変なので最低限だけ。
米やオムツなど重いもの・かさ張るものはスーパーマーケットのデリバリーを使っていました。配達料は1回$14(約1200円)でしたが、車なしで子ども連れで買って帰るのは無理なのでやむなしでした。
トラム乗るときは必ず誰かがベビーカーあげるの手伝ってくれるし、時には自分から「誰か手伝ってくれませんか?」って助けを求めることもありました。親切な国民性が大好きでした。
日本ではそれも難しいのかなと思います。歩いて買い物に行ける距離に済んで配達頼むしかないですかね。。
自分のご飯は?離乳食は?
基本は夜子どもが寝てから作り貯めていました。と言っても鍋とかシチューとか、何度も食べれるものを。
そしてとにかく野菜や果物など火を通さなくても美味しく食べられるものを買っておいて、授乳中や手が空いたときにかじっていました。
特にディップでにんじんを食べるのにハマって、毎日最低1本は生のにんじんを食べていました。笑
体に悪いものは食べないようにしていましたが、自分の食べるものにはあまり気を使ってなかったですね。
子どもの離乳食も夜に作り貯めることが多かったですが、子どもには栄養バランスを考えてちゃんと作ってあげたかったので、間に合わないときは子どもを抱っこしながらとか、お昼寝中とか必死に作っていました。
ちなみに私は完母だったのでミルク関係の作業はありませんでした。
沐浴・お風呂は?
私の場合、道具は大きく3つ。ベビーバス、大きめの洗面器(小さめのたらい?)、ベビースウィングです。
ベビーバスの中で石鹸を使って洗って、お湯を張った洗面器に移してキレイに流して、バスタオルを広げて準備していたベビースウィングの上にあげて拭く。
1歳になっても一緒に入ることはせず、沐浴スタイルを貫きました。
沐浴中にうんち飛ばされたこともあったなぁ。一人でパニックになりながらうんちをお湯で流し、ギャーギャー泣く子をバスタオルに包んだままうんちまみれの自分の服を着替えて、、みたいなこともありました。
ワンオペにはこういうこともつきものですよね。
オーストラリアではそれが主流だったというのもありますが、まだ立てない子と一緒に入ると子どもをあげてくれる人がいないので寒いしめちゃめちゃ大変だと思って勇気が出ませんでした。
お昼寝タイムは何してたか
その時期はよく吐くしうんちも漏れるので、その汚れ物をもみ洗いしてる記憶が濃いですね。そしてすぐに食べれるものを食べておなかを満たして、できるだけボーっと座って休む。
そしてすぐに目を覚まして抱っこですね。
子どもとどんな風に過ごしていたか
ひとり遊びより結構抱っこしている時間が長かったですね。
抱っこしながらじいじ・ばあばとLINEでビデオトークしたり、ベビーカーでのお散歩が好きだったので天気が良ければ1日2回くらいお散歩に行っていました。大きくて素敵な公園が近くにあり、同じくらいの子どもがいるお友達が近くに住んでいたので、お互いお散歩のときは声を掛け合って、タイミングが合えば行くし寝てたり疲れてるときは気軽に断れるとっても気軽でいい関係でした。よく公園にシートを敷いてごろごろしたり、子供たちが寝ると近くのカフェに入っておしゃべりしたりしてました。
ねんねは?
お昼寝は抱っこでどうにか寝せて、調子が良ければベッドにおける、調子が悪ければ抱っこしたままソファーに座って、ただただボーっとしたり私も座ったままうとうとしたり、そんな感じでした。
夜はとってもスムーズで、”夜モード”と私は呼んでいたのですが夜モードに入るとベビーベッドにおきっぱなしにしていると一人でにこにこしたりあうあうしゃべったりしながら、いつの間にか寝てくれていました。お昼寝との差がすごいですが生後6ヶ月くらいまではそんな感じでした。
6ヶ月くらいに日本に一時帰国している間に一緒に寝る習慣がついてしまって以来、一人で寝ることはなくなってしまいましたが、それまではベビーベッドで一人で眠っていました。
完全ワンオペをしていたときは大変ながらも充実していました。
元旦那は家賃は払ってくれていましたが、食費や生活費をもらったことはなかったので、出産前に仕事をやめてからは貯金を切り崩して生活していました。なので経済的にもワンオペ生活もものすごく大変でした。
眠たくても寝れないし、夜に代わりに抱っこしてくれる人も、自分のご飯を作ってくれる人もいません。子どもなしで出かけることはもちろん出来ないし、オーストラリアの保育料は日本とは比べ物にならないほど高く、働くことも考えられませんでした。
でも思った以上にわが子が可愛く育てやすい子だったこと、ママ友や信頼できる友達がまわりにいたおかげでとても自分らしく楽しく生活していました。
「何か必要なものあれば買って来るよ~」とか、「ご飯買って行くから一緒に食べよう~」とか、「ベビーカーでお散歩連れて行くからその間少し休みな~」とか声をかけてくれる友達が数名いてくれたことが本当に本当に助かって、嬉しくて、どんなに支えられたかわかりません。
オーストラリアの国民性も大好きで、街も大好きで、一歩お散歩に出れば大好きな世界という環境が精神的にとても良かったです。
くたくたでも自分のペースで出来るのは気楽
国の違いはさておき、私が言いたいのは大変でも、便利じゃなくても、自分らしくいられる環境はとっても大切だということです。
この記事を読んでくださっている方がシングルマザーの方でも、旦那さんが忙しくワンオペを頑張っている人でも、手を抜きながら出来る範囲でやって、今しかない時間を少しでも楽しんで下さい。
ひとりでやっていくことはとても大変ですが、一生懸命頑張っていれば助けてくれる人が現れます。上手に周りに頼っていいんです。
友達は家族とは違うので、お願いできることには限りがありますが、それでもその人の存在だけで救われることが多々あります。
シングルマザーのワンオペ・自立生活はいいことも多い
もしシングルマザーや離婚を控えた方で実家に戻るかどうか悩んでいる人がいればお伝えしたいですが、毎日の生活を自分と子どものペースで出来ると、かなりストレスが減ります。家族が多いと助かる分、気も使います。「この時間にお風呂に入りたいけどあまり早く沸かすと他の家族に迷惑がかかる」とか「ご飯を食べるときはテレビを消したい」とか「食器洗いは寝る前にまとめてしたい」とか細かいことですが、こういったことが自由に出来ないことが積み重なると、意外と苦しいものです。
実家では常に誰かがいる「少しオン」状態でそれはそれできついのですが、ワンオペのときは一人になれるのでオン・オフがはっきりするのです。
ワンオペで頑張る全ての人に
専業・パート主婦でも、シングルでも、ワンオペで頑張る全てのママに敬意を持って拍手を送ります。
シングルで子どもに寂しい思いをさせているかもと思う人もいるかも知れませんが、子供は頑張っているあなたのことをちゃんと見ています。忙しくても愛情を注いでいれば大きくなったときにちゃんと理解して、お手伝いをしてくれたり母親思いのいい子になると思います。実際にそんな環境で育った友人・知人はとてもしっかりした気配りのできる人が多いです。なので自分に誇りをもってください!
でももし周りに頼れる環境があるのに意地を張って一人で頑張っている人がいたら、周りに頼る方が子どもにとってもいいかもしれませんよ。自分でしっかり育てるべきだ!と思い込んで無理しているのであれば、ワンオペは合っていないのかもしれないですね。
母親がストレスが少ない環境が子どもにとってもいい環境です。
実家暮らしも楽ではありませんが、選べるのであれば自分に合う生活スタイルが絶対に良いですから、無理しないで下さいね。
私も今は実家暮らしをしていますがワンオペをしていたころが恋しいです。自立した生活が恋しいのかオーストラリアが恋しいのか友達が恋しいのかわかりませんが、今はとりあえず自立に向けて頑張ります!
皆さんも一緒に頑張りましょう!