ひな’sお気に入りらいふ

シングルマザーでも自分の好きな人生諦めない!

“自分の夢を他人に共感してもらう必要はない”女性が強く、自分らしく生きるために、本当の自分を隠さず認めよう!

私はオーストラリアで生活してる中で、女性の「魅力」や「おしゃれ」などに関して、日本とは全然違うなぁと感じていました。

 

日本は“ゆるっと”したファッションやオーバーサイズの服が人気で体のラインを出したがらないですが、オーストラリアではぴったりラインが出る服や肌を見せるドレスなどが人気でした。

「何でそんなだぼっとしたのを着るの?」とか、痩せなきゃ~と言うと「あなたは自分の魅力をわかってない」とか言われたこともあります。

 

本当の自分を隠して取り繕いたがる日本人と、自分の良さを受け入れ活かそうとする欧米人の国民性の違いがファッションにも現れているようですね。

 

オーストラリアで出会う人たちは国籍・性別・職業・体型などによらず、自分に自信を持ってとても明るく生きていました。

日本人は職業・年収・顔・体型・世間体など、いろんなことを気にしながら、必死に「理想の姿」を追い求めているように見えました。

そして私にはオーストラリアの人々が、とても魅力的で私もそんな風に生きようと思いました。

そんなときに出会ったのがこちらの本

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エリカ『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』(2015)大和書房

エリカ『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』(2015)大和書房

 

国は違いますが、とても共感できました。

そして私が感じていた内容がより具体的に文章化されていたため感動したことを覚えています。

 

日本の窮屈な社会に疑問を抱いている人や海外に興味がある方、魅力的に生きたい女性には是非読んでいただきたい一冊です!

 

 

著者と概要

著者のエリカさんは日系、外資系企業にてビジネスの土台を築き、ボストンに留学された後2003年単身でNYへ渡られ、ファッションコンサルタントのパートナーとして、ファッションと経営の仕事に関わってこられました。2010年にはNYで[Erica in Style, Inc.]を設立して新機能レッグウェアを開発し、日米にて意匠権3つを取得。日本では一人で高島屋との商談を成立させ、高島屋セレクトショップ[STYLE&EDIT]を全国6店舗にて取り扱っていらっしゃいます。(2014年時点)その経験を活かし、ファッションのみならずビジネスコンサルタントとしても活躍中されている方です。

 

本の中では「他人と比べず、自分を信じて、自分らしく生きること」「強く美しい女性として生きること」が人生において大切だ!ということに基づいて、ご自身や友人が体験されたことや偉人の言葉と照らし合わせながら、具体的な強く幸せに生きる方法が書かれています。

日本社会だけで生きてきた人は、ニューヨークの人々の価値観に触れ、考えや価値観が変わるかもしれません。

結構話題になったので海外に憧れている人はすでに読まれている人も多いかもしれませんが、まだの方は読んでモチベーションがあがること間違いなし!ですので、是非読まれてください。

 

“自分は不幸だと感じたら、当たり前の幸せを書き出してみて。”

 

NYなど多文化が共存する国に行くと、全く異なる文化に触れ、まず日常の平和と幸せを実感することとなります。

発展途上国で暮らす貧しい人たちに比べれば自分たちは幸せ」なんて聞き飽きた言葉で、別に心にも響かない、という人も多いかもしれません。

知ってると思っている人でも、実際に戦争や貧困の中で暮らす人々の暮らしを見たり、本人たちから話を聞くと想像を絶する生活に今まで何も知らなかったのだと痛感することになります。

ここでいきなり他人と比べてもしょうがないですが、まず自分たちが恵まれた国に生まれていることを知ることは第一ステップかもしれません。

 

“自分の夢を他人に共感してもらう必要はない”

 

日本とアメリカの「夢」の捉え方は大きく異なり、日本では「そんな夢みたいなこといってないで・・・」というように、夢は叶わないもの、儚いものというネガティブで暗い意味で使われていることも多いですが、アメリカでは夢は叶えるもの、実現させるもの、という非常にポジティブで前向きな捉え方をするのだそう。

“自分の夢は自分のためのものであり、他人にとってはどうでもよい「儚い」ものなのです。だから、「儚い」という漢字は「人」に「夢」と書くのですね。”

 

私は「儚い」は「人(人間)の夢は叶わない」から儚い、つまり夢は叶わないもの、という意味だと思っていました。でも正確には「他人の夢はどうにもできない・関係ない」ということなのですね!少し勇気付けられました。

人の夢には口出しをせず、また、自分の夢には誰がなんと言おうと信じて進めばいいのですね。

 

“スケジュール帳を真っ白にする日を作る”

 

毎日仕事に追われ、約束ごとに追われ、人付き合いに追われ、忙しく過ごすことは充実しているようですが、何にも縛られず何もしない贅沢を味わう日も必要です。

文中にも“縛られない時間を有意義に使うこと”が人生を楽しみつくすということだとも書かれています。

やりたくもない仕事に忙殺されている他人はもちろん、自分の好きな仕事を充実して行っている人でも、時々一人でゆっくり自分に向き合って、自分に尽くしてあげる時間が必要なのかもしれませんね。

 

“「負けたくない人」よりも「越えたい人」をもつ”

 

負けたくない人がいると、劣等感を感じ心をかき乱されますが、越えたい人がいるとお互いを高めながら自己成長できます。

似ているようで異なる存在ですよね。仮に今「負けたくない人」がいる人は、その人が「超えたい人」になりうるかどうか考えてみて、できればそちらにシフトするといいですね。「越えたい人」と転換することが出来たなら、今までよりも気持ちよくその人と接することが出来るようになり、ストレスも減って前向きにその人を目指していけます。

ちなみに私にはまだどちらもいません。まずは目標にすべき人、一緒に頑張る同士がほしいものです。

 

“幸せになるための第一歩は、本当の自分を受け入れ、自分が自分の最大の理解者になり、自分を大好きになることです。”

 

これは別の本でも書かれていました。自分以外に自分を本当に幸せにして上げられる人はいないのです。たとえ相手が大きな愛情をくれたとしても、それを幸せと感じる器がなければ幸せにはなれませんしね。

まず自分を受け入れ、自分自身が本当にやりたいことや好きなことを見つけ、それに向かって全力で取り組むことを応援してあげたいと思います。

そして“信念と地図を持ちながら柔軟に生きる”ようにしようと思います。

目的地を決めてしまえば、道に迷ってしまっても、近道が出来なくて遠回りになっても、一旦休んでしまっても時間がかかっても、ただ、そこに向かって進むだけです。

 

“人生に「こんなふうに生きなければならない」という決まりなど存在しません。人生は「自分らしく生きる」ものなのです。”

 

本当にそう。そうなんですよね。なんか当たり前に優等生をやってきたし、決められたタイミングでよくわからないまま進学して、就職して。それから外れると世間の目が気になったり就職しにくくなったり、なんとなく生き辛くなったり。

そういうところは本当に日本の悪しき風潮だと思います。

日本には日本のよさもありますが、早く多文化社会になって改善されていくことを説に祈ります。

 

それを待つだけでなく、多くの人がそれに気づき、気持ちからでも変えていきたいですね。

 

今回はメンタル的なことばかりでファッションに関することは取り上げなかったのですが、女性ならではのファッションや恋愛に関することも参考になりますので、興味を持っていただいた方は是非読んでみてください。

 

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ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法

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  • 作者:エリカ
  • 発売日: 2014/12/12
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