こんにちは!
本日は留学・ワーキングホリデーをご検討中のみなさまのために!
海外に行きたいけど、どれくらいの期間で英語力が上がるかな?という疑問にデータと私の体験からお答えしていこうと思います!
私の海外経験
私の海外経験は大きく3つ
カナダで短期語学留学(大学のプログラムの一環)
期間:1ヶ月
滞在方法:ホームステイ
学校:語学学校4週間
就労:なし
オーストラリアでワーキングホリデー
期間:1年
滞在方法:ホームステイ、シェアハウス
学校:語学学校10週間
就労:ジャパレス
オーストラリアで留学
期間:1年半
滞在方法:シェアハウス、レント(自分でアパートを借りる)
学校:TAFE(語学10週間+専門学校1年)
就労:ジャパレス、日本語チューター
つまり、短期留学・ワーホリ・長期留学のすべてを経験しています!
では、データを見てみましょう。
まずはみんなどれくらいの期間留学しているのか
意外と短い!平均6ヶ月、1年未満の留学が全体の71.9%を占めています。
私の1回目の留学のときのように、学校のプログラムで短期間、もしくは夏休みの間や就職までの期間などを利用して学生が比較的気軽に少ない予算で留学しているのかなと感じました。
ということは、このアンケートの回答者の多くが短期留学ということなので、長期留学をご検討の方には参考になりにくい部分もあるかもしれませんか、私の体験談が参考になればいいなと思います。
どれくらいの時期から語学の成長を感じられたか
67.4%の人が、1ヶ月から6ヶ月以内で語学の成長を感じられたと回答しているようです。
このデータから見るとじゃあ留学期間は半年くらいでいいかな!といえそうです。
でも何を持って「成長」とするかで大きく異なることだと思います。
私の感覚からお話しすると、まずカナダに1ヶ月滞在したときは、やっと英語に慣れて聞き取れるようになってきて会話が出来るようになってきたころに帰国したな、という印象でした。
それでも成長したといえば成長しましたが、もっともっと滞在したかった!という思いがあり、それが後のオーストラリアワーホリ・留学に繋がりました。
次にオーストラリアにワーホリに行ったころは、基礎レベルから中級レベルまではメキメキ成長し、それこそデータ同様6ヶ月ごろにはかなりスムーズに会話が出来るようになりレストランでの仕事にも支障がでなくなってきていました。
これで一段階の成長!と思いましたが、実は一度ある一定まで伸びると、その後が伸びない!ということを痛感した後半の滞在期間でした。
そもそもいろんな事情で長期留学が難しい人も多いので、これを1つの基準にしていいと思います。
私が痛感した事実
より高いレベルでの成長を考える人には知っておいていただきたいことがあります。
6ヶ月ほどたって別に会話に困ることがないのは、周りの友人が英語を第一言語としている人ではなく語学学校で知り合ったアジアや南米からの留学生だったから。
そして実は、お客さんや周りの人は「外国から来た英語が苦手な人」として接してくれていて、ゆっくりはっきり簡単なフレーズで話してくれているからです。
いざ、機会があってネイティブの輪に入ると、周りの会話が2割ほどしか理解できないことが少なくありません。
これがある程度できるようになったのは、私の場合1年のワーホリ期間を終えた後、、ではありません!
ワーホリ期間中特に英語力の向上に燃えていたわけでもない私は、日本人の彼氏と遊ぶことも多く、仕事では英語環境ではあるものの、接客中に使う英語は限られているので、ワーホリで伸びたのは「ある程度」まで、つまり6ヶ月たったころと1年たったころの英語力はそれほど変わらない状況でした。
もちろん過ごし方によっては1年通じて成長を続ける人も少なくないと思いますが。
私が「ある程度」から脱したのは専門学校に通い始めてから
私は色々あってワーホリ終了後すぐにスチューデントビザに切り替え、TAFE(専門学校)に行き始めました。
TAFEは留学生用の学校ではなく、現地の人も専門知識を身に付けるために通う「専門学校」です。私の場合は「ビジネス」専攻で留学生も多いですが、授業もディスカッションも課題も、ネイティブの学生と一緒にやっていくので容赦ない英語の洗礼を浴びます。
先生も留学生のレベルに合わせてくれるわけでもないですし、語学学校のように気軽に低レベルな英語関係の質問が出来ない。
高い授業料を銀行でローンを組んで払っている私は、死に物狂いでしがみつき、おのずとネイティブや、より英語レベルの高い友人と付き合うようになり、そこでドカーンと英語力が伸びました。
経営や会計、リサーチスキルなどビジネスのDiplomaという日本で言う「準学位」をとるためのクラスだったのですが、ネイティブも含む半分以上のクラスメイト不合格となった試験も執念で再試合格。
やはり、一番は英語は目的ではなくツールとし、英語でなにかを学ぶこと、そして英語レベルの高い友人を持つことが英語力向上への一番の道だと思います。
具体的にどのように英語を学んだか
このデータでも語学学校で学んだという回答が多いですね。学校は学びの場なので当然といえば当然ですね。
私も語学学校でたくさん学び、友達と英語を話す機会がたくさんできたので、ワーホリのときなどは間違いなく語学学校で学びました。
なのでワーホリに行かれる方で、語学学校に行くか迷われている方には、四の五の言わずとにかく行け!といいたいですね。日常生活で話し言葉を身につけ、学校で文法や文化、知識を「学ぶ」ことで吸収の効率があがります。
後は職場ですね。やはり逃げ場のない、責任を伴う英語環境に身をおくと、「ある程度」まではしっかり成長できます。データで「仕事」が出てこないのはやはり短期留学された方で就労はされていない方が多いからでしょうね。
そもそも国やビザの種類によっては就労が許可されていない(制限されている)ことも多いのですが、可能な場合は働いてみることもとてもオススメです。
結論
留学・ワーホリに関わらず6ヶ月で「英会話が出来ます!」といえるレベルまで成長できる!
ワーホリであれば語学学校は行くほうがいい!
でもネイティブとある程度同等に話が出来る、オフィスワークができるようになるには、成長できる環境に身をおくことが大切。
少しは参考になりましたでしょうか?
今回参考にさせていただいたデータの出典はこちら
『語学留学は本当に効果があるのか?経験者405人を対象に調査』