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メルボルン留学で日本人の少ない学校なら【Victoria University】卒業生の私が雰囲気や授業についてまとめました!

メルボルン留学をお考えで、ビクトリア大学を視野に入れているあなたのために、

2013年~2014年にビクトリア大学のTAFEでビジネスを学んだ私の体験から、良かったところ、いまいちだったところをレビューしたいと思います!

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専攻によって特色は異なりますし今は少し代わっているところもあるかと思うので、正確な授業料やコース内容は公式ページや留学エージェントのページを参考にしてくださいね!

あくまで一個人の体験談として参考にしてください!

 

私の専攻コースと在籍期間

Victoria University (VU), Diploma of Business Enterprise

 

EAP5 (Flindersキャンパス): 

キャンパスはFlinders Street Stationの目の前にあるのでとっても通いやすいです。

在籍期間 10週間

ディプロマのクラスを受講するためには最低IELTSスコア5.5が必要なのですが、大学が独自に用意しているEAP (English for Academic Purpose)という英語のコースを一定期間受講し、EAP5というレベルの最後の試験に合格すればIELTS5.5に匹敵する英語力があるとみなされ、ディプロマの受講が認められます

ちなみにBachelorを希望であればEAP6に合格する必要があります。

 

VUのEAPは3、4、5、6とクラスが分かれており(他もあったかも?)、最初に受ける語学レベルチェックテストの結果に基づいてクラス分けされます。

私は最初からEAP5のクラスに入ることができ、期間も10週間でクリアすることが出来ましたが、人によってはEAP3からのスタートの人や15週間、20週間以上かかる人もいます。

 

ちなみに私が入学して5週間後のタイミングで新しくEAP5レベルのビジネス英語クラスが発足されるとのことで、私は後半5週間はビジネス英語クラスに移行しています。

EAPのシステムはIELTSのスコア無しで入学できる点で私にとってとてもありがたいことではありましたが、英語力がまだ低いうちに行き始めると時間もお金もかかってしまいます。

 

Diploma of Business Enterprise(Footscray Nicolsonキャンパス): 

キャンパスは住まない方がいい街としてよく聞くFootscrayにあり、少し治安が悪いです。ベトナム人とアフリカ人の街で、偏見かもしれないけれどやっぱり怖い。日が沈む前には帰途についていました。

在籍期間 1年

前期・後期と2セメスターに分かれています。

 

前期科目

Information system

Economics

Mathematics

Communication

 

後期科目

Accounting

Business law

Marketing

Management

 

前期は難易度も高くなく、普通にきちんと授業を聞き、勉強していれば単位が取れました。

ただ、初めてのローカルの授業と使い慣れないボキャブラリーに、ついていくのに必死でできるだけ予習をしていくようにしていました。

日本語でも知らない専門用語を学ぶわけですから当然ですが。

 

そして後期は難易度がぐっと上がりました。特に皆を悩ませたのがAccountingの科目で、とにかく難しい内容にもかかわらず先生がKUSOで、、(笑)

他の先生にも訴えかけて主任の先生にもクラスを変えてくれないかと頼んだり

クラスメートで集まって教えあいながら必死に勉強しました。

本当にみんな頑張りましたが、最後の試験でクラスの半分が追試(50点以下はそもそも追試すらさせてもらえなかった)、追試後も3分の1しか合格しませんでした。

私は追試にこそなったものの、無事合格することが出来ました。

 

たか~い学費を自腹で払っているので絶対に再履修なんてできない!!と死に物狂いでした。ちなみに追試になったら1科目だけでも1ターム分の学費を丸々払わないといけないのです。死ぬ。

 

国際比率・日本人の割合と人数など

 

EAP

100%インターナショナル

約15人構成のクラスが約6クラス(EAP3,4,5,6)

 

どのクラスもクラスの3分の1はベトナム人でした。

あとはイスラム系とかが多かった印象です。

日本人は全体で(私の把握している範囲で)私含め2人しかいませんでしたが、クラスも違ったので関わることもなく、クラスメートから「あのクラスに日本人がいるらしいよ!」と聞くほど日本人は珍しかったです。

 

そして、過半数はあまりやる気がなかったように感じました。「親のお金で、親に留学させられて来ている。」という印象を受けました。

そして5週目からビジネス英語コースに移ると、やる気のあるレベルの高い人たちが集まっていて、移ってよかった~と思ったことをよく覚えています。

ビジネス英語コースが設立されたときに、同じEAP5だけどレベルが高くなると脅されたので、やる気がない人は移ってこなかったんですよね。

自ら意識の高い人たちが集まる方を選んだのは本当に正解でした。

 

先生の質は悪くないと思いますが生徒の質は高いとはいえないかな。

特にワーホリ時代に日本人・韓国人の多いImpactに通っていたので、そこの意識の高い生徒たちと比べると質は低いです。そもそも論で考えると、日本人はやる気をもって留学・ワーホリに望んでいる人が多いので日本人が多いところは意識が高い人が多いともいえます。

日本人が少ないということは意識が高くない人が多い(留学に対する考え方が違う)ともいえるのかもしれないですね。

発展途上国から来ている人は努力の人もいますが、大部分がお金持ちで特に執着がないという印象でした。

 

Diploma:

70%インターナショナル、30%ローカル

1つの学年に3クラス(授業の時間帯などが違うので希望を出せる)

 

Diplomaでも日本人は少なく、Footscray Nicolsonキャンパス全体で私含め2名しかいませんでした。ですが他の国籍はEAPと違い多岐にわたっていて、ベトナム人は相変わらず2割くらいを占めるものの、同じくらい中東やアフリカ系も多くなり、ヨーロッパ系の人もいました。

 

ローカルの人は年齢ばらばらで、ストレート(高校卒業後)の人よりも、社会人の方が多かったですね。

Diplomaでも相変わらずやる気のない人もいますが、ローカルの真剣に学びにきた人も増えるので、モチベーションの高い友人がたくさん(と言っても4,5人)できました。

 

ただグループ課題が多いので、やる気のない人と同じグループになってしまうと本当に苦労します。前期で苦労させられたので、後期は同じ人にグループに入れて~と言われたら、割り切ってバッサリ「あなた前全然やってくれなかたったじゃん~!だからごめんね!」と軽く断りました。笑

日本人には言いにくいけど、インターナショナルな場では結構さっぱりしているから言いやすかったし、だからと言って仲が悪くなるような雰囲気でもなかったのでやりやすかったです。本人も前期のことで悪いと思っていたんでしょう。笑

 

先生:

そもそも多文化社会なので何をもってインターナショナルとするかにもよりますが、英語が母国語かそうでないかでいうとEAP、Diplomaともに70%ローカル、30%インターナショナルといったところでしょうか。丁寧で親切な先生が多かったですがKUSOな先生もいました。

 

学費

 

EAP:週約300ドル

Diploma:年間約1,500,000ドル

 

私の場合はEAPは10週間通ったので約30万円かかりました。Diplomaは執念で一発合格したので追加費用は掛かりませんでした。

ちなみにこれプラス入学金や施設利用費、教材費などもありますしビザ代もあるので大きな出費です。。

私は日本の銀行で教育ローンを組んで資金を用意し、現在進行形で返済中です。

 

結論

 

  • VUは日本人は少ないが生徒の質は低め。
  • 先生の質は概ね良い。
  • 授業(試験)は簡単ではなく本気で勉強しないと合格しない。
  • 立地はEAPはcityのど真ん中なので通いやすいが、Diploma of BusinessはFootscrayのキャンパスなので少し治安が悪い。

 

いろいろ書きましたが、私はVUにおおむね満足です。

どこに行っても伸びるか伸びないかは自分次第!

しっかり下調べして自分に合いそうな学校を選んでくださいね!

ちなみに現地エージェントに頼むと、入学を決める前に見学や体験にいけることも少なくありません!無料のエージェントも多いので、怖がらず問い合わせてみるのがオススメです!

少なくとも私が勤めていた無料現地エージェントはとても良心的で、むしろなんで無料でここまでやるんだろうと思っていたくらいでした。詳しく聞きたい方はお気軽にお問い合わせ、もしくはツイッターなどでご連絡くださいね!